顔のたるみには注射が効く?脂肪溶解注射とは

なかなか取れない顔のたるみ。ダイエットを頑張って体はなんとか痩せたものの、顔のたるみは変わらない、よけいに目立つようにな … 続きを読む 顔のたるみには注射が効く?脂肪溶解注射とは

この記事は約4分で読み終わります。

なかなか取れない顔のたるみ。ダイエットを頑張って体はなんとか痩せたものの、顔のたるみは変わらない、よけいに目立つようになってしまった、とお悩みの方もいるかもしれません。

 

この記事では、近年注目されている脂肪溶解注射(メソセラピー)がどんなものか、顔のたるみにどのような効果が期待できるのかについてご紹介します。

脂肪溶解注射(メソセラピー)とは

脂肪溶解注射(メソセラピー)とは、薬液を皮下の脂肪組織に注入し、脂肪細胞の細胞膜を破壊して脂肪組織を減少させる治療法のことです。脂肪組織を減少させることで、顔だけではなく、腹部や二の腕、脚のたるみにも効果が期待できる施術です。

脂肪溶解注射の最大のメリットは、脂肪吸引のようにメスを使わないので、体に傷をつけることがないこと。手術をしないため、体への負担が少ない点もメリットです。日帰りで帰宅できますし、ダウンタイムもほとんどないので、忙しくて時間がとれない方にも向いています。

ダイエットは脂肪細胞の数を減らしているのではなく、サイズを小さくしている行為。そのため、ダイエットの場合は、元の大きさに戻ろうとする作用が働きリバウンドをしやすい特徴がありますが、脂肪溶解注射は脂肪細胞の数自体を減らせるため、リバウンド作用が発生しにくくなっていると言われています。

脂肪は必要以上につくと、重力に負けて下に垂れさがって「たるみ」となります。脂肪溶解注射で脂肪の数自体を減らすことで、顔や体をシャープにするのはもちろんのこと、肌が引き締められるため、ハリ感もアップすることが期待できます。

脂肪溶解注射(メソセラピー)による顔のたるみ治療

では、脂肪溶解注射はどんな治療法なのでしょうか?この章では具体的に使用する薬剤や施術の流れ、気になる副作用についてご紹介します。

脂肪溶解注射はどんな薬剤を使用している?

脂肪溶解注射の薬剤の主な成分は、大豆由来の「フォスファチジルコリン」です。通称で「大豆レシチン」とも呼ばれており、脂肪肝の治療などに使われている薬剤です。ただし、大豆を使用しているため、大豆アレルギーの方は使用できません。また、人によっては、痛みや熱感の副作用が出ることも報告されています。

近年では、顔のたるみに適しており、副作用報告の少ない「脂肪溶解注射BNLS」を使用するクリニックが増えています。この薬剤は、大豆由来の「フォスファチジルコリン」とは異なり、7種類の植物由来成分をバランスよく配合している薬剤とされています。

さらに、脂肪溶解するだけではなく、血流やリンパの流れを促進して、溶かした脂肪を効率的に体の外に排出するところが「フォスファチジルコリン」との違い。血流やリンパの代謝を生かした脂肪溶解の薬剤になるので、効果に多少の個人差があるのが特徴。施術の後は血流やリンパの代謝を良くすると、脂肪の排出がスムーズに進みます。

副作用が大豆由来の「フォスファチジルコリン」より少ない傾向にはあるので、効果が期待できるのもそれだけ緩やか。そのため、ある一定の効果を期待するまでに必要な注射の回数は「フォスファチジルコリン」より多めになります。

使用する部位

脂肪溶解注射は、顔に適用する場合、あご下、ほほの下の脂肪組織に注射するのが一般的です。あご下やほほの下の脂肪組織が分解され、脂肪量が減ることでたるみ緩和、顔の輪郭がシャープになることが期待できます。

施術の流れ

注射をする施術なので、その部位のみメイクは落としますが、部位以外はメイクをしたままでも大丈夫です。部分麻酔は通常使わず、クリーム状の表面麻酔を使うか、麻酔を含んだ薬剤を用いるクリニックもあります。

人によっては多少の痛みは伴いますが、痛みに弱い人は、「マイクロカニューレ」という、通常の注射針よりさらに細い針を選択することも可能です。

注射で薬剤を注入後、患部を冷やして終了です。医師の技量や注入する範囲により異なりますが、1箇所あたり5分~10分で施術は終了します。脂肪が対外に排出されるまでに時間がかかるため、注射をしてから数日~1週間程度で効果がみられることがあるようです。

人によって異なりますが、1回でも変化を感じる方も。しかし大抵は1週間~2週間ごとに3回~6回程度の注射をして、治療は一旦終了となります。

薬剤によって溶解された脂肪は、老廃物として、血管やリンパを通り、体外に排出されるため、施術の効果をより出すためには、マッサージと水分補給を十分に行うことが大切。ただし、注射した直後は腫れや赤みが出ることもありますので、医師の指導の下でマッサージし、決して自己判断で行わないようにしましょう。

脂肪溶解注射(メソセラピー)による顔のたるみ治療に向く人

脂肪溶解注射は、顔のたるみが気になる人、部分痩せをしたい人、手術はしたくない人、ダウンタイムは避けたい人に向いています。また、ほかの病院で脂肪吸引の美容整形手術を受けたものの、残念ながら幹部に凹凸ができた場合も、脂肪溶解注射で肌をなめらかにすることが期待できます。

特に、口回りのほうれい線が深く、たるみがある「ブルドック顔」や、あご下の脂肪がたるみ「二重あご」が気になっている方には、効果が期待できる方法です。顔のたるみの範囲であれば、広範囲にはならないため、1回あたり6,000円~10,000円で施術できるため、費用をおさえたい人にも向いています。

逆に、顔の脂肪の量がもともと少ない人、頬がこけている人は、脂肪溶解注射をすることで、さらに老け顔になってしまう可能性があるので向いていません。また、数回は通う必要があるため、何度もクリニックに足を運ぶのが困難な人も、治療を続けるのは難しいかもしれません。

脂肪溶解注射で使用する薬剤は、現時点では法的な規制や共通規定はありません。そのため、クリニックの方針や担当する医師の技量によって、結果に差が出てきます。クリニック選びは慎重に行い、複数のクリニックにカウンセリングに行き、医師の実績、薬剤の成分、副作用の有無、アフターケア、医師との相性などを見極めるようにしましょう。

見落としがちなのが、カウンセリングから実際の施術、術後の経過まで同じ医師が担当し、ほかの医師への引継ぎがないこと。トラブルを避け安心して施術を受ける基準となりますので、カウンセリングに訪れた際に必ず尋ねてみましょう。

カウンセリングに行く前も、ホームページなどで過去の実績、施術についての丁寧な説明を公開しているクリニックを選んでくださいね。

まとめ

部分的痩せ、顔のたるみ解消に役立つ脂肪溶解注射についてご紹介しました。美容医療というと、メスを使った手術を想像して怖くなってしまう人も、注射で部分痩せが叶い、副作用もほとんどない注射であれば、トライしやすいかもしれませんね。顔のたるみで悩んでいる人は、ぜひ、信頼できるクリニックを見つけて、相談しにいってみてください。

この記事に関するお問合わせ

TegKeywordこの記事のタグ