シミ治療は薬だけでも可能なの?

目次1 シミにはどんな薬がいいの?保険は使える?1.1 シミの種類と、治療に使われる薬1.2 基本的にシミの治療は保険適 … 続きを読む シミ治療は薬だけでも可能なの?

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シミにはどんな薬がいいの?保険は使える?

シミは、薬を飲んだり塗ったりすることで治療することができます。最近では、シミ対策をうたった市販薬も多く、購入した経験がある方も多いのではないでしょうか?

しかし、シミには種類があり、それぞれに効く薬は異なります。自己判断で薬を選ぶと、シミが治らないどころか、トラブルにつながることも少なくありません。また、なかには、ガンの原因となるシミが紛れていることもあります。

シミにお悩みなら、まずは皮膚科を受診し、シミの症状に合わせた薬を処方してもらうことがシミ治療の第一歩です。

それでは、代表的なシミの種類と、その治療に使われる薬を紹介しましょう。

シミの種類と、治療に使われる薬

いわゆる一般的なシミは「老人性色素斑」と呼ばれ、ビタミンCやEの内服薬や、ハイドロキノンやレチノイン酸(トレチノイン)といった外用薬の処方が一般的です。

また、肝斑と呼ばれる頬骨周辺に左右対称にあらわれる茶色いシミにはトラネキサム酸、表面がガサガサしている赤いシミには、イキミドモクリームといったようにシミの種類に合わせて使われる薬も異なります。

基本的にシミの治療は保険適用外

シミ治療は、レーザー治療はもちろん、薬での治療も基本的に保険適用外です。老人性色素斑、肝斑、そばかす、炎症後色素沈着といったシミの症状は、病気ではないため、原則として自己負担となります。

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なぜ薬でシミ治療できるの?

シミ治療薬は、肌のターンオーバーを促進したり、シミの元となるメラニンの形成を阻害したりする働きをしてくれます。

ここでは、代表的なシミ治療に使われることの多い薬について紹介しましょう。

レチノイン酸(トレチノイン)

レチノイン酸は、シワやシミといった紫外線による皮膚ダメージの治療に使われます。肌の細胞を活性化させ、コラーゲンやヒアルロン酸などの分泌を高めるだけでなく、肌のターンオーバーを促し、溜まったメラニンの排出を助けます。

使用中は、ターンオーバーが促進されることで皮膚の角質がはがれやすくなり、肌がカサカサになったり、赤くなったりすることもあります。しかし、医師の指導に従って治療すれば、だいたい1ヶ月ほどで赤みもとれ改善されてきます。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、肝斑を改善できる薬として認められています。

肝斑は女性ホルモンのバランスの乱れが原因のひとつですが、女性ホルモンに直接働きかけるのではありません。メラニン発生の要因のひとつであるメラノサイトの活性因子のプラスミンをブロックし、メラニンの発生を抑えます。

医師の指示に従い、トラネキサム酸を内服することで、4〜5週間ほどでシミが薄くなり始める効果が期待できます。

ビタミンC

美肌といえばビタミンCですよね。ビタミンCは、メラニン色素の生成を防ぎ、すでに存在しているシミの原因となるメラニン色素を排出し、薄くする役割が期待できます。つまり、これからできるシミと、すでにあるシミの両方にアプローチしてくれる、というわけです。

また、肌のターンオーバーを整えたり、コラーゲンの生成を助けたりといった作用もあります。また、活性酸素を除去する抗酸化作用を持っているので、シミだけでなく、肌のダメージ回復に大きな力を発揮してくれます。

ここに挙げた他にも、さまざまなシミ治療薬が存在します。なかでも「ハイドロキノン」という名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?次項で詳しく説明しましょう。

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シミ治療薬にはハイドロキノン?市販薬でも大丈夫?

近年、市販の化粧品にも使われるようになってきたハイドロキノンという美白成分。いったい、どのような点がおすすめなのでしょうか?

ハイドロキノンとは?

アルブチンやコウジ酸といった従来よく使われてきた美白成分に比べ、10〜100倍の美白作用があるといわれています。

もともとは美容クリニックなど医師の管理下のみで使われてきましたが、2001年の規制緩和によって、市販化粧品にも配合することが可能になりました。

今あるシミや色素沈着を薄くする作用だけでなく、シミの原因となるメラニンを作らせない作用を持ちます。つまり、今あるシミとこれからできるシミのどちらにもアプローチしてくれるのが、ハイドロキノンの美白作用なのです。

ハイドロキノンの副作用

強い美白作用があると期待されるハイドロキノンですが、同時に肌への刺激も強いことも特徴です。角質が剥がれ落ちることで、肌のバリア機能が一時的に弱まり、赤みやかゆみ、ヒリヒリするといった症状があらわれることもあります。

ハイドロキノンは光や熱に弱く、酸化することで、さらに刺激性が強まり、肌トラブルを引き起こすことも。保管には注意し、できるだけ早く使うことが大切です。

ハイドロキノンは市販薬にも含まれている?

市販化粧品にも配合されるようになったハイドロキノンですが、法律により配合率が決められているため、病院処方のものと比べ濃度が低くなっています。

市販化粧品は4%以下と決められており、医師の処方箋は不要ですが、その分シミへの作用も低くなってしまいます。

しかし、病院処方の薬では5〜10%の配合が可能。もちろん作用も強くなるため、医師の診断を受け、適切に使用することが大切です。

また、海外では4%を超える市販化粧品もあり、個人輸入で手に入れることも可能ですが、作用が高い分、副作用が大きく出る可能性もあります。個人の判断で使用することは、おすすめできません。

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まとめ

シミ治療をおこなうことは、薬だけでも可能です。まだシミが小さく早めに対処したい、レーザー治療はちょっと怖い、などの場合に検討するとよいでしょう。

治療薬は、シミの種類や症状によってさまざまです。安易な自己判断で、市販薬に頼るより、皮膚科で正しく診察・診断してもらい、薬を処方してもらう方がよいでしょう。

また、ハイドロキノンは美白作用が強く、今あるシミとこれからできるシミにアプローチしてくれるおすすめの成分です。ただし、副作用もあるため、医師の指導の元、正しく使うようにしましょう。

シミに悩んでいるなら、市販薬を選ぶより、皮膚科で適切な薬を処方してもらい治療を受けて、解決に導きましょう!

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