乾燥肌対策は食事から?!積極的に摂りたい食材とは

体質や加齢、季節変化によって気になる乾燥肌。一生懸命に保湿力の高い化粧水や乳液、美容液でケアをしている方も多いのではない … 続きを読む 乾燥肌対策は食事から?!積極的に摂りたい食材とは

この記事は約6分で読み終わります。

体質や加齢、季節変化によって気になる乾燥肌。一生懸命に保湿力の高い化粧水や乳液、美容液でケアをしている方も多いのではないでしょうか?

しかし、それだけでは不十分。普段の食事も乾燥肌に大きく影響を及ぼしています。この記事では乾燥肌の対策に必要な食事、食材をご紹介します。

乾燥肌対策に食事の見直しが必要な理由

成人の体は約60%が水分でできています。胎児は90%、乳幼児は75%、子供は70%が水分でできており、加齢とともに水分量は減っていきます。70歳になっても体の50%は水分でできているほど、人間にとって水分は大切な存在です。

人間の体は、摂った食べ物、飲み物を代謝することで成り立っています。そのため、化粧水や乳液など、外からの保湿だけでは不十分です。食べ物や飲み物で水分と潤いを補給することで、体を内側から変え、化粧品の効き目も出やすくなるでしょう。

保湿を促す食べ物や飲み物、エイジングや乾燥を招く食べ物や飲み物があります。ゆえに、普段どんな選択をして食事をすれば良いかの知識をもっているかどうかが分かれ道。正しい栄養素や水分摂取をして体の内側から保湿をすることは、顔だけではなく、頭皮、デコルテ、ひじ、ひざ、かかと、手、爪を含む、からだ全体の乾燥肌対策になります。

乾燥肌予防のために摂りたい食べ物とは

では実際にどのような食べ物を選べば良いのでしょうか?この章では乾燥肌対策・予防のために摂りたい食材をご紹介します。

良質なたんぱく質

まずは肌をつくる原料である、良質なたんぱく質。たんぱく質は体内に入るとアミノ酸に分解されますが、このアミノ酸は肌の一番表面である角質層の中の、潤いをキープする役割がある「天然保湿因子」の原料となります。

また、たんぱく質は、肌の潤いを生むコラーゲンのもととなったり、角質層を生まれ変わらせ、ターンオーバーを促進するはたらきもあります。アミノ酸を豊富に含むたんぱく質は、肉、卵、魚、大豆、乳製品。ダイエット中だからと肉を抜いた食生活を送っていると肌が乾燥してくるのはこのためです。

カロリーが気になる人や、ダイエット中の人は、ラム肉や牛肉の赤身、鶏ささみを選びましょう。脂身が少ない部位はカロリーも低いので安心して食べることができます。また、たんぱく質を分解する作用がある、卵、大豆、レバーやさんまなどのビタミンB6も一緒に食べると良いでしょう。

ビタミン類

ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEも肌の乾燥肌対策には良い食べ物です。

ビタミンAは、肌の角質層のターンオーバーを促進させ、肌表面の皮脂膜や潤いをキープする働きがあります。ビタミンAはレバー、うなぎ、卵に含まれる「レチノール」と、ほうれん草やにんじん、かぼちゃなど緑黄色野菜に含まれる「βカロテン」の2つがありますので、バランスよく摂取すると良いでしょう。βカロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が高まるとされています。

乾燥肌対策に良いビタミンB群は、たんぱく質の分解に欠かせないビタミンB6と、糖質、脂質の代謝を促し細胞の再生と皮膚成長を促すビタミンB2の2つがあります。ビタミンB6は不足するとホルモンバランスが乱れ、生理前に肌が荒れやすくなったりします。ビタミンB2は、不足すると、乾燥性ニキビや肌荒れ、シミの原因にもなります。

ビタミンB6はレバー、さんま・まぐろなど魚類、卵、大豆製品、ビタミンB2は、レバー、豚肉、うなぎ、納豆、牛乳に多く含まれています。

ビタミンCは、コラーゲンの合成を促進し、老化物質と呼ばれる活性酸素を除去してくれる働きがあります。活性酸素は紫外線を浴びたり、煙草を吸ったりすることでも発生し、肌にダメージを及ぼします。いちごやキウイなどの酸っぱいフルーツ、キャベツなどの野菜に多く含まれていますが、空気に触れると酸化してしまうので、食べる直前にカットして生で食べるのがおすすめです。

ビタミンEは若返りのビタミンとも呼ばれ、血行促進や肌のバリア機能を高める働きがあります。血行が良くなると細胞の新陳代謝が活性化されるため、肌にハリとツヤがでます。肌のバリア機能が高まると紫外線などから肌を守り、健康な肌を維持してくれます。

ビタミンEはごま、アーモンドなどのナッツ類、大豆、アボカド、すじこに多く含まれていますが、食品だけで摂取するのは難しいともいわれており、サプリメントで補うのも良いでしょう。

良質な脂質

油というとダイエットの敵で、体にも悪いイメージがありますが、「オメガ3系」と言われる良質な脂肪は、潤いのある肌の味方です。オメガ3系脂肪酸というのは、体内で作ることができないので、食べ物から積極的に取り入れる必要があります。肌に水分をキープしてくれる「セラミド」という物質の材料となります。

オメガ3系脂肪酸はα-リノレン酸・EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)などとも呼ばれ、エゴマ油、アマニオイル、イワシやサンマなどの青魚に多く含まれています。サバやツナなどの缶詰にも含まれています。魚が苦手な方は、フィッシュオイルのサプリメントでも良いでしょう。

セラミド

保湿力の高い化粧品に含まれているセラミドは、食べ物から摂取することもできます。セラミドは肌の一番外側にある角質層で、水分を肌の中にキープしておく力があるので、乾燥肌対策の味方です。「セラミドを食べることで肌の潤いがアップする」のは今まさに研究が進められている段階なので、気長に取り組んでみると良いでしょう。

セラミドは、緑黄色野菜やワイン、カカオに多く含まれ、色素やアク、香り、苦みの元である「フィトケミカル」に多く含まれています。ポリフェノールやイソフラボン、リコピン、カテキン、カロテン、アスタキサンチン、ルティン、アントシアニン、カプサイシン、クルクミンと呼ばれており、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

また、こんにゃく、しらたき、ひじき、黒ごま、黒豆、小豆、わかめ、ごぼう、ソバ、黒胡椒、コーヒー、紅茶などの黒い色の食べ物と、米(米ぬか)、小麦胚芽、牛乳などにセラミドの原材料である「グルコシルセラミド」が多く含まれています。最も多いと言われているのがこんにゃくで、なんと米ぬかの15倍の量が含まれているのです。

まとめ

乾燥肌対策は、外側からの保湿化粧品だけではなく、食べ物や飲み物で内側からもケアすることが大切です。この記事でご紹介した食材は、どれもスーパーで手に入るもの。普段の食事にちょっと工夫をして、乾燥肌の改善をしてくださいね。

この記事に関するお問合わせ

TegKeywordこの記事のタグ