皮膚科医が解説…濃くなった「しわ」は紫外線ダメージのせい?

あくまで先生個人の感想であり効果効能を保証するものではありません。

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薄かったしわが段々濃くなってきたり、「あれ?こんなところにしわあったかな」と気づく瞬間もありますよね。そもそも“しわ”って、どうしてできるのでしょうか?

今回は、皮膚科医の松浦佳奈先生にしわができるメカニズムを取材しました! また、大の美容好きである美女医な松浦先生が今ハマっている“パック”もご紹介
します。

紫外線ダメージが大敵?「しわ」ができるメカニズム

――なんだか最近しわが気になるのですが、しわってどうしてできるのでしょ
うか?

「しわにとって紫外線は大敵です! 紫外線にはUVBとUVAといった種類があるのですが、シミには主にUVBが、そしてしわやたるみにはUVAが関与しているといわれています。

シミができるメカニズムは、表皮の一番下にある基底層が紫外線のダメージを受けることでメラノサイトを言われる細胞が活性化されシミのもととなるメラニンを過剰に産生してしまうことが原因といわれています。

これに比べて、しわに関係しているUVAは波長がながく、皮膚の奥・真皮の深層まで届く紫外線なんですよ」

――日焼け以外にも、しわができる要因にも紫外線が関係していたなんて! しわができるメガニズムを教えてください。

「しわには大きく分けて、表情じわ、皮膚表面の小じわ、紫外線による真皮性のしわがあります。皮膚は紫外線をあびることにより肌表面にある角層のバリア機能が低下してしまいます。

そうすると肌の内側から水分が蒸発してしまい小じわの原因となってしまうのです。また、真皮性のしわは、UVAが真皮の深くまで届き、光老化を引き越してしまうことが原因の一つと考えられています。

皮膚の真皮には膠原繊維(コラーゲン)や弾性繊維(エラスチン)といわれる皮膚の弾力性をたもつ線維があり、この二つがからみあい、ピンと張っている状態が通常です。しかし紫外線のダメージを蓄積すると、これらの線維が変化してしまうんです……。

実際に、仕事柄、患者様の皮膚を生検し顕微鏡で観察する機会があるのですが、紫外線の影響がすくない方の真皮のコラーゲンは綺麗なピンク色をしているのに対して、紫外線ダメージが蓄積された方のコラーゲンはブルーグレーに色が変化したり、細かく切れてまるでスパゲッティ―のようになってしまっているなっている場合や、またコラーゲンの線維を繋ぎ止め支えてくれているエラスチンが大きな塊に変性してしまっているんです。

これらがいわゆる“しわ”でいずれはたるみの原因にもなるんですよ!」

――まさか“しわ”がこのようにできるなんて驚きました。松浦先生は普段、しわ対策のために何をしているのでしょうか?

「とにかくしわを避けるためには、紫外線対策が大切です。日焼け止めを塗ることはもちろんですが、私は冬でも日傘をさしていますよ!

晴れた日や夏場などは日傘をさしている方も多いですが、意外と油断しがちな曇りの日や冬など……紫外線のイメージがないような時でも、紫外線はありますから、対策をしっかりしています!」

しかも松浦先生は、大の美容好きということで、“パック”集めに夢中だそう。

「私、パックマニアでお家には何種類もストックがあるんです! この前も香港に旅行に行ったのですが、大量のパックを買って帰れるように、事前にスーツケースもパックを持ち帰るスペースを準備していきました。

香港には日本に売っていないような種類のパックもたくさんあって、中でもツバメの巣でできた漢方のパックはお気に入りですね。日本で使っているパックは、普段のケアでしたらドラッグストアで買えるようなパックでも十分。けれど、取材や撮影の前日には本気ケアなので、ちょっぴり高級なパックを使って、気合いを入れていますよ。

あと、私が最近重要視しているのが、“首元”までパックできるかどうかです。やはり、年齢を重ねると、首にできるしわが気になりますよね……。パックでも、首元までしっかりケアできるタイプはとても役立ちます!」

美意識の高い松浦先生だからこそ知るパックの情報など、とても参考になりますね。しわが気になってきたという方は、紫外線対策と、アフターケアを徹底してみてください。

美は1日にしてならず?皮膚科医の美容ルーティーン

――そんな美意識の高い松浦先生はお休みの日などは、どんな趣味を楽しんでいるのでしょうか?

「実は私、お休みの日にお家でゴロゴロとかは……できない性格なんです! お休みの日であっても、1日のスケジュール管理をしていて、それこそ筋トレも大好きです。

学生時代から自分の中でのルーティーンで毎日ランニングを欠かさずしていて、医師の国家試験の試験当日もランニングしてから向かったほどです。

ずっと続けていたのですが、友人に『走っているだけじゃ脚は細くならないんだよ、やっぱり筋肉をつけないと』とアドバイスされ、そこから美と健康のためにパーソナルトレーニングを始めました」

――ルーティーンがあるというのは凄いですね!ランニングからパーソナルトレーニングに変えた今も、何かルーティーンはあるのでしょうか。

「毎朝5時に起きて、ジムに行って運動して、そこから洗濯、お風呂という流れがあります。お風呂上がりには保湿ケアのために朝晩欠かさずパックをするのですが、パックをしている間に腹筋・背筋100回ずつするのも、ルーティーンです!」

ストイックすぎる松浦先生は、腹筋・背筋の後もジャスティン・ビーバーの音楽をかけながらプランクというメニューで筋トレするそうです。

しかも納豆が大好物で1日3パックの納豆を摂取しているだとか。取材中に見せてくれた手には、筋トレの証である“マメ”ができていたほど……もはやアスリート級です!

皮膚科医という仕事の素晴らしさ

――松浦先生が医師を目指したきっかけを教えてください。

「サラリーマン家系で育ったのですが、両親が自立した女性になって欲しいと小学校に入る頃には医師になることを応援してくれていました。父が静岡で会社を経営していたのですが、両親のサポートもあり、中学からは東京で医師を目指し慶應の一貫校へ進学しました。

本当は、初めは大学も慶應の医学部を目指していたんですが、学生時代に一度、慶応大学法学部へ進学しました。

大学で法律の勉強をしたり、サークルに参加したりと大学生活は新鮮でとても楽しかったです。

でも、一生懸命、全力で打ち込めない自分がいて……私の本当にやりたいことはここにはないかもしれないと気づいたんです。

両親に『やっぱり医者になりたい』とお願いをして、1年は大学に通い、2年目からは仮面浪人して、予備校に通うことになりました。そして、聖マリアンナ医科大学へ合格したんです。夢を応援し支えてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです」

紆余曲折あり、念願の医学部へ進学した松浦先生は続けてこう話す。

「一生、勉強していたい、誰かの一生に寄り添えるような仕事に就きたいと思ったんです。だからこそ私にとって医師は患者様の人生を一緒に支え合っていくことができる素晴らしい仕事です」

――数ある専門の中から、皮膚科を選んだ理由は何だったのでしょうか?

「外科などは勤めていて、もし出産や妊娠でお休みしなければいけないタイミングがあると、そのブランクで仕事復帰するのが大変そうなイメージがありました……。仕事を一生続けていきたい私にとって、そういった可能性のある科は難しかったんです。

また皮膚科は、目に見える症状が多いこともあり、治ったときの患者様の満足度が高いのも選んだポイントです。治ると嬉しいという喜びを共有できることが、やはり皮膚科の魅力でもあります」

松浦先生は現在、皮膚科の専門医を目指し日々勉強中とのこと。取材当日も勉強会へ出席するなど、慌ただしいスケジュールの中でも笑顔を絶やさず答えてくださいました。

患者様との信頼関係を第一に考え『先生みたいになりたい』と言われる温かい松浦先生になら、色んな悩み事も打ち明けられそうですね。

先生の体験による成功例の紹介であり、効果効能を保証するものではありません。

松浦佳奈先生

プロフィール:
聖マリアンナ医科大学 卒業
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