好きなことを一生懸命にやった先に行きついた医者という職業

あくまで先生個人の感想であり効果効能を保証するものではありません。

女性の医療従事者のリアルな言葉に耳を傾け、最新の医療情報や女性のキャリアの多様な選択肢を提供するメディアBijoy。 今 … 続きを読む 好きなことを一生懸命にやった先に行きついた医者という職業

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女性の医療従事者のリアルな言葉に耳を傾け、最新の医療情報や女性のキャリアの多様な選択肢を提供するメディアBijoy。

今回伺ったのは、技術とデザイン力に定評がある老舗のサフォクリニック。

六本木と麻布十番の間に位置するサフォクリニックは、言わずと知れたVIP御用達の美容クリニック。競争が日々加速する美容医療業界で、広告など打たずして長年、多くの支持を集めています。

そんなクリニックに今年5月から勤務する祖父、父と子と続く3代目美容形成医の白壁聖亜先生。

歴史あるクリニックを支える医師、母、そして妻として、多忙な日々を送る美女医の聖亜先生……「結婚、出産、子育て」などのライフイベントが重なる女性は、これまでにどんなストーリーを持つのか――聖亜先生の言葉から、人生のヒントを探ります。

太平洋を隔てた長遠距離恋愛――異業種ならではの旦那様の悩み乗り越え結婚

――女医さんのライフスタイルは、働く女性としてかなり気になるところですが、聖亜先生はご結婚されていると伺いました。忙しい中でどんなプライベートを構築してきたんですか?

「はい、35歳のときに結婚して、36歳で1人目、41歳で2人目を出産しました。今は5歳の娘と1歳の息子と主人の4人で湘南に暮らしています」

――旦那さんはどういう方なんですか?

「医者じゃないですよ~。全然違う職業の人です。出会ったのは高校生のときに、アメリカのサマースクールに参加して、そこで一緒でした。

お互い長いことヨーロッパとアメリカ間で友人関係を経てから、私が日本に帰国後より長いことアメリカ、日本間で遠距離恋愛をしていました」

――(そんなに長く付き合えるなんてすごい……!)どういうタイミングでご結婚されたんですか?

「それが、彼が日本に帰って来たし、私もようやく医者になれたし、結婚するものだと思っていたら、向こうから別れを切り出されて……」

――えええ!? そんなに長く付き合っていたのに、そこでですか!理由は何だったんですか?(取材者前のめる)

「私は当時研修医で、忙しくいろいろな場所を転々としていて。やっぱり他の仕事に就いている人からすると、そういう動き方に混乱してしまったんでしょうね」

――聞いているこちらまで泣きそうになります。どうやって解決したんですか?

「お互い一人の時間を長い間過ごしてみて、やはり自分にはお互いしかないと確信した感じですね。そして結婚となりました!」

――今現在はご夫婦で喧嘩なんてされるんですか?

「しますよー!もちろん。でも解決します」

――仲直りの秘訣は何でしょう?

「実は最近は、喧嘩していると娘が『とりあえず謝って!』って私たちに言ってくるんです(笑)」

「好きなことを正直に」やって辿りついた医者の道

気さくな人柄がうかがえる聖亜先生ですが、約80年続くクリニックの跡取りとしての重圧は相当なものではないか――? こんな取材班の質問を一蹴するように語ってくれた生い立ちは、とても興味深いものでした。

――代々医者の家系の方にこんなことを聞くのもなんですが、医者を目指した経緯を教えてください。

「いえいえ、実は私、小さい時に親に医者に向いていないと思われたようで……」

(「えーっ」取材班驚き)

「だから昔から『好きな道を行け』と言われてきました。小さい時の将来の夢は学校の先生だったし、高校生になってからはレストランのオーナーになりたいと本気で考えて、両親にも相談しました(笑)」

「当時はスイスのインターナショナルスクールに通っていて、街にあるステーキ屋さんがとっても美味しくて。これを日本に広めたら喜ばれるって真剣だったんです」

――ご両親の反応は?

「ステーキ屋のオーナーを目指すなら、まずシェフになるように提案されましたけど、うーん…流石にシェフは無理でした。今なら建築家になりたいですね。家族揃ってアートが好きなので、その影響かも」

その後、何がしたいのか模索し続ける聖亜先生に、あるきっかけが訪れました。

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。当時、スイスに留学中だった聖亜先生は現地の新聞で被害の深刻さを知り、ショックを受けたと振り返ります。

「震災の被害を伝える新聞を見て、『何もできない』という無力な自分と、そして『自分に何かできるか』ということを考えて、被災者の方の心理的なケアに興味を持ち、アメリカの大学で心理学を専攻しました」

しかしここで、聖亜先生に壁が立ちはだかる。

「心理を学んで心のケアをすることを考えていましたが、カリキュラムに統計の授業があって。数学が苦手なので断念してしまいました」

「ただずっとアートが好きで、アメリカの大学ではアート系の友人に囲まれていて、そっちの分野に惹かれました。父に相談すると、ずばり『美容医療』こそ、ぴったりな道だろうと語られて。試行錯誤の末ですが、自分の興味のあるデザインやアートと医療が上手く重なりましたね」

落ち込むことはもちろんある… 気分転換を大切に

自分の気持ちに忠実に、こうと決めたらまずやってみる行動力をここでも発揮。日本に帰国して大検を取得。医学部受験とフルスピードの毎日を駆け抜け、帝京大学医学部に入学した聖亜先生ですが、ここに来て、日本と欧米の教育の違いに驚いてしまったそう。

「幼少期に海外に送られたので、受けた教育の違いもあり、日本の学生は決められたタスクを処理する効率がいいなあと。

かたや自分はそのスピードに全然ついていけなくて。でも私は立ち直りが早いタイプ。周りの友人に助けてもらってどうにか卒業しました(笑)」

――その後、研修医を経て、前述の旦那様との結婚、そして2人の子宝に恵まれた聖亜先生。医者というハードな職業柄、ワークライフバランスの維持のコツが気になりますが、ストレスの発散とか気分転換の方法は何かありますか?

「最近のことですが、2人目の子供が生まれた直後に形成外科専門医の試験が控えていて。忙しかったですねえ。

でも旦那さんがフォローしてくれて、勉強に集中できました。試験も無事合格です。気分転換は、週末になると家族で湘南の海岸に遊びに行くことです! 子供たちとのんびり遊んで、リフレッシュしていますよ」

「好きなことに正直に取り組んできた」とサラリと語る聖亜先生ですが、その影にはたくさんの努力があったはず。

出会う人をふんわりと包み込んでくれるような笑顔を支える、優しさと強さは、これまで壁にぶち当たったり挫折した経験があるから。一生懸命に生きることが、自分自身を輝かせる一番の「ケア」なのかもしれない、と感じました。

先生の体験による成功例の紹介であり、効果効能を保証するものではありません。

白壁聖亜先生

プロフィール:
帝京大学 卒業
医院名サフォクリニック
診療時間10:00~19:00(不定休)※詳細は直接お問合わせください。
電話番号0120-786-734
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