歯磨きの後に口をゆすぐのNG!?子ども&大人の正しい歯磨き方法

あくまで先生個人の感想であり効果効能を保証するものではありません。

家族が子どもに甘いものをすぐあげてしまっていたり、ご褒美にいつもチョコレートをあげている……何気ない習慣が、実は子どもの … 続きを読む 歯磨きの後に口をゆすぐのNG!?子ども&大人の正しい歯磨き方法

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家族が子どもに甘いものをすぐあげてしまっていたり、ご褒美にいつもチョコレートをあげている……何気ない習慣が、実は子どもの虫歯リスクを上げてしまっているかもしれません。

今回は、美女医な歯科医の木村多恵子先生に、正しい子どもと大人の歯磨きの方法について取材しました。

子どもの虫歯予防に大切な3つのポイント

「昔に比べて最近は虫歯も徐々に減ってきているようです。だからこそ、予防をしっかりすることが大切。

お子様だけですと、歯ブラシで十分に磨ききれていないことも多いでしょう。なので、ご両親へのカウンセリングを心がけています」

木村先生によれば、子どもの虫歯予防には以下の3つのポイントが重要だそう。

(1)おやつの時間管理

普段からおやつなど、甘いものを食べていることが多いお子様は、虫歯になりやすい傾向にあるとのこと。カウンセリングではお家でどのような食生活をしているか、よく確認するそうです。

虫歯予防において、おやつの場合だと“時間を決める”ことがポイントになってきます。1日の中で何度もダラダラとお菓子を食べてしまうことはNG習慣!

まずは、1日1回で15時の時間におやつといったように、時間を決めることが大事でしょう。

(2)甘い飲み物を控える

おやつ以外にも要注意なのが“甘い飲み物”と話す木村先生。中にはジュースを普段から持ち運んでいるママたちも多く、虫歯にとっては大敵だとか……。またスポーツドリンクなどもたくさんの砂糖が入っているケースがあり、気をつけましょうね。

甘い飲み物はなるべく控えるようにし、代わりに麦茶や緑茶といった砂糖の入っていない飲み物がオススメですよ。

(3)歯磨き粉を使う

子どもであっても、歯磨きをする時には“歯磨き粉”を使うようにしましょう。歯磨き粉にはフッ素が含まれていて、この成分が虫歯予防に大切です!

歯磨き粉の量も重要で、歯が生えてから2歳までのお子さんは切った爪程度、6歳未満の子どもの場合はエンドウ豆サイズ(5㎜以下)6歳以上では1㎝程度15歳以上では2㎝程度使用すると、より効果的とのこと。

お子さんの場合は子ども用の、グレープ味など香料がついているものを選ぶと使いやすいですよ。

これらのポイント3つを意識することで、子どもの虫歯予防に繋がるでしょう! 今日からすぐに始めることができそうですね。

正しい大人の歯磨きの方法

――よくメディアで食事をしたら30分後に歯磨きをしたほうが良い……なんて話がありましたが、これは本当なのでしょうか?

「確かに、そのような情報が拡散され、信じている方も多いようですが、一概に正解というわけではありません!

この30分後というのは、“お酢”などの酸性食品を多く摂取した後はというケースがあるんです。

健康志向が高いと、毎食、お酢を摂取するようにしている方もいますよね。すると、お酢によって口腔内がかなり酸性に傾いた状態になっています。この直後に歯磨きをしてしまうと、歯にダメージを与えることに……。

なので、酸性食品を摂取した後は約30分時間を置き、口腔内の酸性がある程度元の状態へ戻った頃合いで歯磨きをしようという意味でもありました」

――なるほど、そのような意味合いがあったのですね! 実際、食事の後30分経ってから……ですと、歯磨きすること自体が面倒臭くなってしまって、やらずに寝てしまうという意見も多かったようです。どのようなタイミングが良いのでしょうか?

「ベストなタイミングは、酸性食品を摂取した後であればまず口をよくゆすいでから、そうでない場合は食事のすぐ後ですね。また朝昼晩と、おやすみ前には必ず歯磨きをして欲しいです!

おやすみ前に歯磨き粉に含まれるフッ素をしっかり使うことで、口内を清潔に保つことができ、虫歯予防に効果的なんですよ」

――子どもの虫歯予防でも登場した“フッ素”ですが、大人の場合はどのような種類がオススメか気になりますね。

「そもそも、歯磨き粉にはジェルとペーストのタイプなどがありますよね。ペーストタイプで香味の強いものや泡立ちの良いものは、歯磨き後にお口を水でたくさんゆすぎたくなりますよね。ジェルタイプですと、たくさんゆすがなくてもスッキリした使い心地があるかもしれません!

実はこの“ゆすぐ”ことにポイントがあって……フッ素は口内に留めて欲しいんです」

――フッ素を口内に留める? どちらかというと、歯磨き粉はよく水でゆすぐのが良いのかと思っていましたが……。

「そう勘違いしてしまっている方が多いんです! ゆすぐ回数や、水の量が多すぎると、虫歯予防に大切な“フッ素”が流れ出てしまうのでNGなんですよ。

なので、先ほどの2タイプであれば、ペーストタイプの歯磨き粉でしっかり汚れを落とした後に、ジェルタイプで磨きお口の中にいきわたらせるイメージで塗りましょう。

そして本音を言えば、ジェルタイプを使った後は、ほとんどゆすがずに。ゆすぐとしても15ml程度の少量の水を使い1回で終えて欲しいです……。

こうすることで、口内に必要なフッ素が十分にキープされます。“フッ素を残す”ように歯磨きしてください」

――今までずっと歯磨きの後は、よく口を水でゆすぐものだとばかり勘違いしていました。まさか大事なフッ素成分が流れ出してしまっていたなんて!

「今までは海外から比べるとフッ素濃度も低いものしか取り扱いがなかったのですが、6歳以下のお子さんでは使用できませんが、最近は1500ppmほどまでに広がりました。

市販のものは濃度の記載がないこともあるので、今使用している歯磨き粉のフッ素濃度がどれぐらいなのか、公式HPなどで一度チェックしましょうね。

大人は1450ppm程度の歯磨き粉を選ぶと、口内に残るフッ素濃度が高くなり、良いと思います。

使い心地も大切ですが、歯磨きできた気になりやすい発泡性が良すぎるものなどはモゴモゴしてしまいますよね……。同じように、香料が濃いものも、ゆすぎたくなってしまうのが悩みです」

「私がオススメなのは、低発泡性・低香味・低研磨性の歯磨き粉です! 特にライオンの『チェックアップ スタンダード』は1450ppmと高濃度ですし、『チェックアップ ジェル』も歯磨きの後にお口の中に全体にいきわたるように使用するのに最適だと思います。また、ステインを浮かせて落とす美白ハミガキの『ブリリアント モア』はお気に入りです。

できるだけ水でゆすがなくても大丈夫な使い心地のものを選んでくださいね」

※こちらの商品は歯科用のためご購入につい ては、かかりつけの歯科医院にご相談下さい。

子どもの虫歯予防に、大人の正しい歯磨きの方法など、盛りだくさんで解説頂きました! 今まで知らなかった新事実も多数あり、やはり歯科医にきちんとカウンセリングしてもらうことが大切なのだと実感しましたね。

先生の体験による成功例の紹介であり、効果効能を保証するものではありません。

木村多恵子先生

プロフィール:
神奈川歯科大学 卒業
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