医師監修の依頼方法|4つの頼み方と失敗しない選び方・費用・流れを解説

医師監修の依頼方法|4つの頼み方と失敗しない選び方・費用・流れを解説

この記事でわかること
医師監修を頼む4つの方法と、それぞれの向き・不向き
目的(記事・商品・出演)別の、失敗しない選び方
依頼から監修クレジット発行までの具体的な流れ
依頼前に決めておくべきこと・費用相場・注意点

「自社の記事や商品に医師監修をつけたいが、どこにどう頼めばいいのかわからない」——そんな声をよくいただきます。医師監修は信頼性を大きく高められる一方で、依頼のしかたを間違えると、費用が想定以上にかかったり、専門分野の合わない医師に当たってしまったりと、失敗も起こりがちです。

この記事では、医師監修の代表的な4つの依頼方法と、それぞれのメリット・デメリット、目的別の選び方、依頼から監修完了までの流れ、費用相場の考え方、そして失敗しないためのチェックポイントまでを、はじめての方にもわかりやすく整理して解説します。

METHODS

医師監修の依頼方法は大きく4つ

医師監修を依頼する方法は、大きく分けると次の4つがあります。それぞれ「探しやすさ」「専門分野の合わせやすさ」「薬機法など表現チェックへの対応力」「費用」「手間・リスク」が異なります。

1
医師監修サービス(マッチング会社)に依頼
医師のネットワークを持つ専門会社に依頼する方法。商品・記事の内容に合った専門分野の医師を選定し、監修クレジットの発行まで代行してくれます。もっとも一般的で失敗が少ない方法です。
2
医師に直接依頼する
知り合いの医師や、SNS・ホームページ経由で医師個人に直接依頼する方法。仲介手数料がかからない一方、探す手間や条件交渉、契約・支払いをすべて自社で行う必要があります。
3
知人・取引先からの紹介
すでに取引のある制作会社や広告代理店、知人を通じて医師を紹介してもらう方法。信頼できる相手なら安心ですが、紹介先の専門分野が自社商材と合うとは限りません。
4
クラウドソーシング・マッチング媒体
クラウドソーシングや専門家マッチングのプラットフォームで募集・依頼する方法。手軽に探せますが、監修者の実績や専門性、薬機法対応の見極めは自社で行う必要があります。
結論を先に:はじめて医師監修を依頼するなら、専門分野の医師選定と法令チェックまで任せられる①医師監修サービスがもっとも安全です。すでに信頼できる医師のつてがある場合は②③、単発・小規模で自社に見極めの体制があるなら④も選択肢になります。

WHAT

そもそも医師監修とは?依頼できること

医師監修とは、記事・商品・広告などの内容を、医師が専門的な視点で確認・助言する取り組みを指します。医学的に誤った情報や、誤解を招く表現を防ぎ、コンテンツや商品の信頼性を客観的に担保することが目的です。

医師に依頼できる監修は、対象によって次のように分かれます。何を監修してほしいのかを整理しておくと、依頼がスムーズになります。

監修の種類主な対象医師が確認すること
記事監修Web記事・コラム医学的な正確さ、誤解を招く表現の有無
商品監修化粧品・サプリ等の商品成分・安全性の考え方、表示・訴求の適正さ
広告・LP監修広告・ランディングページ薬機法・景表法に照らした表現の適否
出演・コメント動画・取材・体験談専門家としてのコメント・出演

医師監修の意味・目的・全体像は医師監修とは?意味・目的・費用・依頼方法で体系的に解説しています。記事の監修にしぼって知りたい方は記事監修とは?、医師が監修する記事の効果は医師監修記事とは?もあわせてご覧ください。

医師監修パートナーが2021年12月に実施した調査(回答者111名/出典:PR TIMES)では、「医師監修」と表示された商品に対して82.9%の人が購買意欲が高まったと回答しています。依頼のしかたを最適化することは、この信頼性を確実に得るための第一歩です。

※調査データは医師監修パートナー調べ(2021年12月・回答者111名/出典:PR TIMES)。効果・効能を保証するものではありません。

COMPARE

4つの依頼方法を徹底比較

4つの依頼方法を、依頼者が気になる観点で比較しました。自社の状況に近い方法を見つける参考にしてください。

依頼方法探しやすさ専門分野の適合薬機法など表現チェック手間・リスク
①監修サービス◎ 相談すれば提案◎ 商材に合う医師を選定◎ 対応可能なことが多い◎ 少ない(一括代行)
②医師に直接依頼△ 自分で探す△ つて次第△ 医師個人の知見による△ 交渉・契約を自社対応
③知人・取引先の紹介○ 紹介があれば早い△ 紹介先の専門次第△ ケースによる○ 信頼はあるが範囲要確認
④クラウド・マッチング○ 手軽に募集△ 実績の見極めが必要△ 自社で確認が必要△ 品質のばらつきに注意

※◎○△は一般的な傾向を示す目安です。実際は依頼先・案件によって異なります。

監修サービスを比較検討する際の観点は医師監修サービスの比較・選び方で、費用相場は監修料の相場はいくら?で詳しく解説しています。

PROS & CONS

方法別のメリット・デメリット

それぞれの依頼方法を、メリット・デメリットの両面から整理します。

① 医師監修サービス(マッチング会社)

メリット
  • 商材に合った専門分野の医師を選定してもらえる
  • 薬機法・景表法を踏まえた表現チェックまで任せやすい
  • 契約・支払い・監修クレジット発行まで一括で代行
  • 実績のある監修体制で品質が安定しやすい
デメリット
  • 直接依頼に比べ仲介分の費用がかかる場合がある
  • サービスによって得意分野・料金体系に差がある

② 医師に直接依頼

メリット
  • 仲介手数料がかからず費用を抑えられることがある
  • 医師と直接やり取りでき、細かい相談がしやすい
デメリット
  • 専門分野の合う医師を自分で探す手間がかかる
  • 報酬・契約・秘密保持などをすべて自社で調整
  • 薬機法チェックの可否は医師個人の知見に依存

③ 知人・取引先からの紹介

メリット
  • 信頼できる相手からの紹介で安心感がある
  • 話が早く、スムーズに進むことがある
デメリット
  • 紹介先の専門分野が自社商材と合うとは限らない
  • 紹介ゆえに条件や範囲の交渉がしづらい場合がある

④ クラウドソーシング・マッチング媒体

メリット
  • 手軽に募集・比較でき、単発依頼に向く
  • 費用感を複数見比べやすい
デメリット
  • 監修者の実績・専門性の見極めを自社で行う必要
  • 薬機法対応や監修の関与実態にばらつきが出やすい
ポイント:どの方法でも共通して重要なのは、「商材に合う専門分野か」「表現(薬機法・景表法)まで見てもらえるか」「監修の関与実態があるか」の3点です。この3点を満たせるかどうかで、依頼方法を選ぶとよいでしょう。

HOW TO CHOOSE

目的別・依頼方法の選び方

「どの方法がよいか」は、依頼の目的・体制・予算によって変わります。代表的なケース別に、おすすめの選び方を整理しました。

こんな場合おすすめの方法理由
はじめて医師監修を依頼する① 監修サービス医師選定から法令チェックまで任せられ失敗が少ない
化粧品・サプリなど商品を監修したい① 監修サービス専門分野の医師選定と薬機法対応が重要になるため
すでに信頼できる医師のつてがある② 直接依頼仲介コストを抑えつつスムーズに進められる
取引先経由で適任の医師がいる③ 紹介信頼関係があり導入しやすい(範囲は要確認)
単発・小規模で見極め体制がある④ クラウド手軽さとコストのバランスがとりやすい

特に化粧品や健康食品のように薬機法・景表法の表現規制が厳しい商材は、表現チェックまで対応できる依頼先を選ぶことが重要です。化粧品の広告表現はコスメ(化粧品)広告を成功させる方法、サプリメントはサプリメント広告の成功法則もあわせてご確認ください。

FLOW

依頼から監修完了までの流れ7ステップ

ここでは、もっとも一般的な「①医師監修サービスへの依頼」を例に、問い合わせから監修完了までの流れを7ステップで紹介します。②〜④でも大枠は共通します。

1
問い合わせ・相談
監修したい対象(記事/商品/広告)・カテゴリ・目的(表記に使いたい等)を伝えます。
2
監修範囲のすり合わせ
内容の確認だけか、表現チェックまで含めるか、監修クレジットの範囲を決めます。
3
見積もり・監修医師のアサイン
範囲に応じた見積もりと、商材に適した専門分野の医師を選定します。
4
資料・原稿の共有
記事原稿・成分表・商品仕様・LP案などの資料を提出します。
5
監修・チェック
医師が内容を確認し、修正提案やコメントを返します。
6
修正・最終確認
指摘を反映し、監修者が最終的に問題ないことを確認します。
7
監修クレジットの発行
「医師監修」表記・監修者プロフィールを受け取り、記事や商品に反映します。
期間の目安:内容量や修正回数によりますが、問い合わせから監修完了まで数日〜数週間が一般的です。公開・販売スケジュールから逆算して、余裕をもって依頼するのが失敗しないコツです。

PREPARE

依頼前に決めておくべき4つのこと

依頼をスムーズに進め、認識のズレを防ぐために、問い合わせ前に次の4点を整理しておきましょう。

1
監修の対象と目的
記事なのか商品なのか、なぜ監修が必要か(信頼性向上・表記に使いたい等)を明確にします。
2
監修の範囲
内容の正確性だけか、薬機法・景表法の表現チェックまで含めるかを決めます。
3
監修クレジットの使い方
「医師監修」表記をどこに・どう出すか(記事・パッケージ・LP等)を想定しておきます。
4
スケジュールと予算
公開・販売日から逆算した締め切りと、想定できる予算感を用意します。
注意:「医師監修」の表記は、医師が実際に監修した事実があってはじめて使えます。関与の実態がないのに表記だけ付けると、景品表示法上の不当表示にあたる恐れがあります。景品表示法の基本は景品表示法とは?、薬機法との関係は医師監修は薬機法違反になるのかをご確認ください。

COST

医師監修の費用相場の考え方

医師監修の費用は、監修の対象(記事・商品・出演)・範囲・監修者の専門性・単発か継続かによって大きく変わります。一律の相場を示すのは難しいため、料金体系の考え方を整理します。

依頼タイプ内容の目安料金の考え方
記事監修(単発)1記事の医学的チェック+監修クレジット文字数・本数に応じた設定が一般的
商品監修成分・表現の確認+監修クレジット確認範囲が広いほど費用も上がる
継続・複数監修定期的な監修・シリーズ商品ボリュームに応じた個別見積もり

※監修料は依頼内容・監修者・範囲により大きく異なります。正確な金額は個別見積もりが必要です。

監修料の決まり方や費用を抑えるコツは監修料の相場はいくら?費用の決まり方と依頼時のポイントで詳しく解説しています。対象別の料金差については医師監修の費用相場もあわせてご覧ください。

CHECKLIST

失敗しない依頼先の選び方チェックリスト

どの依頼方法を選ぶ場合でも、依頼先を見極める観点は共通します。次のチェックリストで確認しましょう。

1
商材に合った専門分野の医師か
化粧品なら皮膚科、サプリなら内科など、対象と専門分野の相性を確認します。
2
薬機法・景表法の知見があるか
表現チェックまで対応できると、法令リスクを避けやすくなります。
3
監修の関与実態を担保できるか
形だけの表記でなく、実際に確認・助言する体制があるかを確認します。
4
監修範囲と費用が明確か
何をどこまでやってもらえるかと料金の対応関係が明確かを確認します。
5
実績・監修者プロフィールを開示できるか
監修者の経歴や過去の実績を確認できると安心です。
医師監修パートナーでは、500名以上の医師と連携し、商材に合わせた監修医師のアサイン・薬機法に配慮した表現チェック・監修クレジットの発行までワンストップで対応しています。まずは資料でサービス内容をご確認ください。

PITFALLS

依頼でよくある失敗と対策

医師監修の依頼で起こりがちな失敗と、その回避策を紹介します。事前に知っておくことで、多くのトラブルは防げます。

よくある失敗原因対策
専門分野が合わない医師に依頼した対象商材と医師の専門を確認しなかった商材に合う診療科の医師を選定できる依頼先を選ぶ
表現が薬機法違反のまま公開しかけた表現チェックの範囲を依頼していなかった監修範囲に薬機法・景表法チェックを含める
監修の実態がなく表記だけになった形式的な監修で済ませてしまった実際に確認・助言を行う体制のある依頼先を選ぶ
費用が想定より膨らんだ範囲・料金体系を事前に確認しなかった見積もり時に範囲と料金の対応を明確にする
公開直前で間に合わなかったスケジュールに余裕がなかった逆算して早めに依頼し、修正の時間を確保する

医療分野の広告表現には特有のルールがあります。医療広告ガイドラインの対象や禁止表現は医療広告ガイドラインとは?、薬機法の基本は薬機法とは?で確認できます。

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医師監修パートナー サービス資料(無料)
サービス内容・記事監修・商品監修の詳細をまとめた資料です。下のフォームにご記入いただくと、その場でダウンロードいただけます。

    FAQ

    よくある質問(FAQ)

    Q医師監修はどこに依頼するのがおすすめですか?
    Aはじめて依頼する場合は、医師の選定から薬機法などの表現チェック、監修クレジット発行まで任せられる『医師監修サービス』がもっとも失敗が少なくおすすめです。信頼できる医師のつてがあれば直接依頼も選択肢になります。
    Q医師に直接依頼することはできますか?
    A可能です。仲介手数料を抑えられる一方、専門分野の合う医師を自分で探し、報酬・契約・秘密保持などを自社で調整する必要があります。薬機法チェックの可否も医師個人の知見によります。
    Q依頼から監修完了までどのくらいかかりますか?
    A内容量や修正回数によりますが、問い合わせから監修完了まで数日〜数週間が一般的です。公開・販売スケジュールから逆算し、余裕をもって依頼するのが失敗しないコツです。
    Q医師監修の費用はいくらくらいですか?
    A対象(記事・商品・出演)・範囲・監修者の専門性・単発か継続かで大きく変わります。正確な金額は個別見積もりが必要です。料金の決まり方は監修料の解説記事をご覧ください。
    Q「医師監修」と表記するには何が必要ですか?
    A医師が実際に監修した事実が前提です。関与の実態がないまま表記すると、景品表示法上の不当表示にあたる恐れがあります。監修の範囲を正しく伝えることも重要です。
    執筆者 池川将理
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    執筆者:池川将理
    「医師監修パートナー」運営。500名以上の医師が在籍する医師監修サービスを運営し、医療・美容・健康分野の記事監修・商品監修を多数支援しています。

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